本が読めないと困る?
本を読まないと心配されているお父さんやお母さんからの相談を受けることがあります。
本を読まないと困ったことになるのでしょうか?
沢山の子供たちとの学びの経験からいうと本を読んでなくても会話が成り立っていれば大丈夫です。
何に対して大丈夫かというと。
生きていく上でということになるんですが。
失読症という言葉を聞かれたことがあると思います。
失読症の子供たちは、文字が曲がって見えたり渦を巻いていたりして本を読むことができません。
耳から情報を入れることが得意で話してみると興味のある事については豊富な知識を持っていて驚かされることがあります。
"会話"を主体に"考える力"を育ててること、また、他の人にできることが自分にできないと悩んでいることがあるので気持ちを聞いてあげることがまわりの大人にできることです。
考える力を育てることが大事なんですね。
さて、もっと一般的に本を読まない子供たちですが、そういう子供は、周囲の生き物などをよく観察していたり、自分なりの自然や社会への疑問を抱えていたりすることがあります。
このような子供たちには、それを表現する方法を教えてあげることです。
自分の頭の中の疑問を整理して周囲と分かち合う事に気づかせてあげて下さい。
最後に、本は読まずにゲームに大量の時間を割いている場合は要注意です😅
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