どうして古典を読むの?
前回、アボカドの種が芽を出すまでには、時間がかかるというお話をしました。
アボカドの種を発芽させるためには、水に浸しておく方法と土に埋めてしまう方法があります。
どちらが発芽させやすいでしょうか。
進学塾では、国語で文学の名作をゆっくり読むということはしません。まして、一冊の本を教材にするということはありません。
受験に対応できるよう、速く読めることや問いの意向から外れないことなどを訓練します。これは、水に浸す方法に似ています😅
実はアボカドは、水に浸しても土に埋めても発芽します。
ただ、水の場合は、こまめに水を替えないと根が腐ってしまい失敗してしまいます。
私も水に浸す方法で何度も失敗してしまいました。
でも育てる方の心理としては、まるごと見える方をつい選らんでしまうんですね。
良書を教材に記述の問題に答を考え、自分なりのまとまった文を創る方法は、良い土に埋めて発芽を待つことに似ています☺
多くの人に読まれ継がれてきた良書、古典的文学作品には"土と"同じような力があるんですね。
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