星の子教室

国語教室を主催しています。
記述の問題に取り組みながら一冊の本を読みます。漢字や言葉のプリントと自由作文やレポート聞き書きなど様々な記述に挑戦してみませんか?
対象:年長~高校生まで

https://torajirou1027.wixsite.com/yamagutihosinoko

町を救うには

👵「三人とも記述の問題をやった感想を聞かせてくれるかしら。」


👨「第七問が印象的でした。」


👵「物語の最後で『幾年も経たずして、その下の町は亡ほろびて、失なくなってしまいました。』とあることに、町がなくならないためにどうすれば良かったかを記述する問いね?」


👩「私は、なぜ年寄り夫婦が鬼のような心持ちになったかという問いが難しかったです。」


👵「第六問ね」


👧「私は、一枚目が難しくて、二枚目は、ワクワクしながら書いたけど。」


👵「それは、良かったわ。」

「一枚は、すべて説明する問題ね。まとめるのに苦労したのね。頑張りました。」


👵「ワクワク書いただけあって、とっても面白い答えだったわね。たしか、町を救うにはお祭りを企画するんだったわね?」


👧「山の上のお宮の祭り」


同じ物語を読む

👵「美味しい御菓子をありがとう。順番に自己紹介しましょうか。」




👨「ご馳走になります。中学二年生です。毎年夏休みは、日本で過ごします。インドネシアのインターナショナルスクールに通ってます。」


👩「中学三年生です。高校生になったらイギリスに留学するつもりです。学校はカソリック系女子高です。」


👧「小学校三年生です。先月の課題図書で赤い蝋燭と人魚を読みました。よろしくお願いします。」


👵「柿の葉茶はどうかしら。」


👩「美味しいです。人間が簡単に気持ちが変わることってままあることですよね。人魚と暮らすことは不吉だと言われて、お金もうけ一辺倒になってしまうお爺さんたちの気持ちもわかります。」


👧「ええっ。((((;゜Д゜)))❕」


👵「『人間は、この世界の中うちで一番やさしいものだと聞いている。そして可哀そうな者や頼りない者は決していじめたり、苦しめたりすることはないと聞いている。一旦いったん手附けたなら、決して、それを捨てないとも聞いている』、物語の最初に出てきますね。」


👧「違うの❔」


👵「物語を読むとそうなってないわね。」


👨「いったい誰から聞いたんだ?」


👩「作者の願いですかね?」

美しい心


🐦キンコン🎵カンコン🎶


👩「こんにちはー😃✨」

👧「こんにちはー😃」


👵「あら、いらっしゃっい」


👩「九州に旅行に行ったお土産をお届けに寄りました。」


👵「まぁ、嬉しい。ちょっと一息入れたかったところよ。お茶にしましょう。」


👧「あっ🎵『赤い蝋燭と人魚』のお話だ。」


👵「ちょうど今読んでるところなの。」


👧「人魚が"獣"のように扱われて手押し車に乗せられてしまうところが本当に可哀想でした。最後まで、お爺さんたちを信じていたのに。」


👵「人魚の娘の美しい心に感動したのね。」

👵「"人間"と"獣"という対比はこの物語のテーマの一つね。」


👩「美しい心か~。」


👵「ウフフ、、何か言いたそうね。」

「お茶を飲みながら三人とも自己紹介をしましょうか。」

「お庭から摘んだ"柿の葉茶"を入れるわね。」